Arcadian Starship​『​NO FEELINGS​(​7"​)​』

  Arcadian Starship​

『​​NO FEELINGS​​(​7"​)​』



Side A
1.​No Feelings

Side B
1.Can't Get Enough
2.Heartache

型番: DEBAUCH031
フォーマット: 7"
発売日:2024/5/31予定

■DEBAUCH MOOD、31作目のリリースはArcadian Starshipの『No Feelings(7")』

札幌から関西へ。
北海道は苫小牧にて生まれ育ち、多感な10代後半~20代までを札幌はThe Sleeping Aides And Razorblades(以下SAAR)に捧げてきた白浜は、コロナ禍直前の2019年にソロプロジェクトArcadian Starshipを始動した。
当レーベルより『Dedicated to winslow leach(12")』をリリースした後、
その活動は居住地:関西への移管により、新たな人間関係の変化~仲間を獲得し、様々な知見が入り混じる充実のバンド形態として新たな再スタートを切っている。

メンバーは、
Vo/Gt_Shirahama(SAAR)
Gt_Hacchori(Deadbeat Club)
Ba_Shinya(ex-Famous Painters)
Dr_Tora(ex-Frantic Stuffs、ex-Diskover etc..)
による4名編成にて2023年に始動。
現活動形態になり約1年、バンドの今が大いに感じられる初(7")Singleが
2024年にリリースされる事となる。

拠点を札幌から関西に移した事により、当初の宅録にて培われたアイディアは、地域柄の情報量・相手のセンスを信じた精度の高さと重なり相乗に至っている。
そこに関して中心メンバーの白浜は、『それぞれのメンバーにおける音楽に対する誠実さと献身が、メンバー間の相互信頼関係・会話に繋がっていると思う』と言う。
それは正に、熱きフックと微睡に彩られた美学に満ちた彼らのR&Rとして、純真無垢に愛らしく力強い泣きのkillerナンバー3曲が収録される結果を言語化したものである。

曰く、今作はAnother Pretty Face/Mega City Four/Cash Pussies/Donkeys/Mark Beer/Marshall Crenshaw/Communions/Martin Newell/The Jam/The Kinks(2nd)などからのインスピレーションが多く散りばめられているとの事。そこには重んじているコードの感触に彩られた素晴らしきR&Rへの情景が不変に存在し、全体における各ワーク遊び、持ち前の流れる圧倒的なメロディライン、安定したback布陣のGt/Ba/Drの絡み合うような演奏による丸みとドライブ感・ソロが入り混じる自由度に裏打ちされた70's UK Punk~Power Pop~Neo Mods~Pop Punk~Guitar Pop、そして90年代から近代音楽までもの貪欲を氾濫させるように光っている。
メンバー4人それぞれがお互いを理想のメンバーと認識しているはずであるからこその、結果がMixされた楽曲群は灯され、フロントマンの場数を踏まえ今作は完成。彼らの音楽は今までの経験次段階クオリティを獲得し、最早日本における唯一無二の独自Power Pop/Pop Punkに属している。

約10年程前に、『これが私達の一番身近なPower Pop/Pop Punkだ!』と多くの若者を魅了したフロントマン白浜のセンスは変わらずとも、
そこから年齢を重ねてきたミドル世代の琴線すらをも『より我々のものだ』として再び狂わせてくる楽曲は今も不変。
この作品は、どんなに今(そして今後より進むかもしれない)の物価高加速においても、あの頃の『レコードが安く沢山買えた』時代の楽しさを忘れさせてくれない、忘れる事を許してくれないような、一つの音楽における最高峰レコードリリースとして今回世に出る事となる。

※当音源のRecording/Mix/MasteringはPop! PizzaのDaniel McNellieが担当。
全てのアートワークに関してはバンドメンバー自身にて作成・コントロールを実施。

MY SOCIETY PISSED 『Marble Dots(10")』

  MY SOCIETY PISSED

『Marble Dots(10")』



Side A
1.Roxy / Round And Round
2.Nightwatch

Side B
1.No Chaos In That Bathroom
2.Class Of Vermin
3.Kick Out The God

型番: DEBAUCH030
フォーマット: 10"
発売日:2024/4/6予定

〈お取扱先〉
record KNOX(水戸)
CHIC SALE(土浦)
record shop BASE(高円寺)
BUSHBASH(小岩)
NINE SPICES(新宿)
LongLegsLongArms/Otonashi Records(東京)※4/9~頃お取扱予定
DISK UNION(各店)
Record Shop A-Z(名古屋)
punk shop VORTEX((四日市)
RECORD POLIS(福岡)


▼MY SOCIETY PISSED。
それぞれが別環境にて活動を続けてきたメンバーが、交わる定点をきっかけに関係を深め結成。
ex-Pinprick Punishment、ex-It's You、pre-Kidder、ex-Lipups、ex-Malegoat、ex-Omit Vomit、ex-Knock etc.. と、非常に特殊な組み合わせにも感じられる4名ではあるが、あくまでも音楽趣向から成るそれぞれ同志のコミュニケーションを元に始まったのがこのバンドである。
2020年には『Locked Room(12")』、『Stomach(TAPE)』がリリース、定期的な活動の上現在に至る。

今作はよりバンドの危ない創作意欲とコントロールされた狂気が集約された45rpm 10"として5曲を収録。
前作と比較しても、よりDeepなNoise Rock技法のラインがメランコリックなPunkと交雑する最新作として、『Marble Dots(10")』 は2024年4月にリリースされる事となる。

1曲目、古Industrial的な趣のTrack『Roxy』が約30秒間流れた上にて当盤はスタート。
こちらはメンバー曰く『Bruce Loose(Flipper)のソロ作影響下を煮詰めたところBristol Technoにリンクしてしまった打ち込み物』との事で、非常に緊張感のある出だしは用意されている。
そこから安定のFlipperジェネリックに位置する神経衰弱型ダウナーPunk楽曲が口火を切っていき、音作り含め、前作よりも一層強固な『落ちる』Slow Death感覚が様々な視点にて培養。
うねるリズムサイドと場面での疾走感・展開に乗りまくるテクニカルなリフの往来も健在で、楽曲の圧倒的な個性は変わらずVoの存在感が産み出す。
それは正に70年代〜80年代のPunk Rockの深部を嗜んだBaによる淡々としたうねりと、
一人のみにてインテリジェンスなScumすらも体現するDrの絡みに起因し、
楽曲における最重要な視点にある高い技巧で聴きどころを作りまくる職人的最前線Gtと合わせ、過去活動全て~現在に至るまで唯一無二のスタイルを徹底してきたVoの異端的センスとアート性、存在感によって成された結果となっている。
Brainbombs、No Trend、The Fall、Landed/Megafuckers、Metabolist、Church Police、Happy Flowers etc...
といった流れを(個人的には)感じるが、比較しても閉塞感とは全く別軸のものとして煮詰められた、他に類を見ない完全Original MutantなPunk mini 10"はフィジカルとして記録される事となる。

※当音源のRecording/MixはStudio ReimeiのYusuke Shinmaが担当。Masteringは Mammoth Sound MasteringのDan Randallが実施。
通常インサート+バンドメンバーのAll time best diskの一覧が印刷されたペーパーも付属されている。

M.S.P-MASARU TANABE (GUITAR)/HIROMI WATANABE (BASS)/
YU MIYAZAKI (DRUMS)/HIROYUKI IWAMI (VOCALS, PEDALS, FX AND DRUM MACHINES)
R.I.P-KAZUKI TAKAHASHI