DAIEI SPRAY『Behind The Wall(LP+CD)』

DAIEI SPRAY
『Behind The Wall(LP+CD)』

Side A
1.Endure
2.Overdone
3.Distorted
4.Annoyance
5.Alive
6.Garam M.
Side B
1.Shame On You
2.Imposition
3.Clap On The Ground
4.I Don’t Care
5.Enough
6.Too Many Ordinary People
型番: DEBAUCH020/SKND002
フォーマット: LP+CD、CD単独
売価:LP+CD 2640円(税込)
CD単独 1980円(税込)

発売日: 2020年3月13日



<お取扱い先一覧>
THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES DISTRO(北海道)
UNK(青森)
izumo distro(青森)
DETOURイカリさんDISTRO(仙台)
WALL山口さんDISTRO(山形)
record KNOX(水戸)
Pit Bar(西荻窪)
record shop BASE(高円寺)
LIKE A FOOL RECORDS(新代田)
DISK UNION(各店)
RAFT RECORDS DISTRO(横浜)
where is your room(富山)
FILE-UNDER RECORDS(名古屋)
Record Shop A-Z(名古屋)
珍庫唱片//NGOO(四日市)
punk shop VORTEX((四日市)
とぅえるぶ(京都)
LOVE OVER VOLTAGE(京都)
SP RECORDS(島根)
DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
VEGRECA/FND-Online(愛媛)
RECORD POLIS(福岡)
WATERSLIDE records(web)
HMV(各店舗にお問い合わせ下さい)
TOWER RECORD(各店舗にお問い合わせ下さい)
SERIAL BOWL RECORDS(UK)
Sorry State Records(US)
※あと一応アマゾンでも買えるようです。


  

 

DAIEI SPRAY。
青森にて結成。2008年頃に拠点を東京に移してからの活動は長きに渡り、現メンバー体制はVo.YAGI、Gt.KYOSUKE、Ba.ONODERA、Dr.SAITO3の4名となる。(KYOSUKEは青森期からDAWNのGtでもあり[現在活動休止中]、ONODERAは現SODOM、DEATHROでのGt。SAITO3はREDNECKS、FIFTHWHEEL etc..のDrでもある...)その濃い布陣にて怒涛のライブは重ねられ、「正統派バンド」としての魅力を誇示。満を持してリリースされた前作名盤『ISN'T BRAZING(10")』のヒットから多くの支持母体は獲得され、熱量溢れるヒーロー感すらも伴うように我々の眼前にバンドの存在は燃え上がった。その活動は充実の直近3年間の出来事であり、その後もバンドの深化は止まらず、新たな楽曲濃厚度を求め肥大した創作意欲は「作曲」として音源制作に舵を切られ今に至る。
   今作はバンドの現在着地点。永き制作期間にて完成されたFull-length album 「BEHIND THE WALL(LP+CD)」として、DEBAUCH MOODとバンド主催SAKANADE RECORDSの共同リリースにて2020年3月ドロップされる。

 現代2020年までに、幾許のバンドがHüsker Dü、Naked Raygun、Dag Nastyの存在に思い焦がれたことであろうか。
今作アルバムは「影響」を当然最大の意味として掲げつつ、それらバンドの「音楽的過程」にまで意味付けが及んだ理解の上にて、80年代後期〜90年代初頭までのPost/Emotional Hardcore Punk、Alternative Rockへ移行する前段階に存在したUS Hardcore Punk/Punkバンド群の味わい・突然変異性を「日本的解釈」(とはいってもかなり濃い個性でまとめられた)にて今に凝固させた「壁」的音源となっている。

 収録曲、何故か謎のVoodoo教現地録音の切り抜きから口火は切られ、一気にうねり叩きつけられる楽曲は立て続けに連続。以前よりもアダルト的な落ち着きと爆発力が共存する各楽曲は「独特の渋み」と奇妙な「愛嬌」すら在り、大胆なアレンジ〜コーラスの入れ込みに至るまで絶妙な意図を持ち進む。各メンバーの持ち合わせる灰汁を魅力的に光らせる見せ場がそれぞれ用意され、一筋縄では終わらせない展開の作りから、パワーバンド然としたロッキンなナンバー、持ち前の疾走トラックや情報量多きリリックを衝撃的に編み込む挑戦、メロウ且つ枯れたソングスなど含めバリエーション多くアルバムは構築されている。
 当然にバンドとして根をはるVerbal Assault、American Standard、Swizよろしくな基本要素はより中間期7 SecondsやHonor Roleの展開性に近くグルグルとうねらせ、一般的なUSバンドへの解釈とは別軸の形を感じ取る探求と拘りは非常に興味深く響く。Lemonheads、Cinecyde 、Moving Targets等の弦楽器感覚はPUNKとしてのR&R要素も重点として置かれながら誇示され、「作曲」としての根幹に燻され枯れた感情性と切なさも注ぎ込まれていく。
 
 各メンバー、随所に切り込む各弦楽器隊が引率するアレンジ力は成せられるべき技として大々的に披露され、毎回自由度を思わせるお馴染みのGt痛快感は今作でも当然最高に健在し、研究度の高いキラーさの入り込み方はやはり彼の表現ならでは。PUNKファン観点からHARD ROCKの要所をピックアップするかのセンス含め本当に感服させられる。Baの充実感も筆舌に尽し難く、展開を舐め回すようにある種グラマラス且つ畳み掛ける楽曲のテンションを引き上げる極めて音楽的なプレイは、実際の演奏する画を思い浮かべられるほどに曲の存在を際立て、バンドに立体感を与える。特に楽曲の流れを作り出しているのは彼のベース奏法に他ならない。上記2名の強烈な個性をまとめ上げる骨として、確実に安定感と細やかな攻めを随所随所で演出する土台としてのDrの力は非常に大きい。それはバンドの厚みある楽曲を実現する為の柱として、全てを整合させる大きな役割を示している。一打一打にバンドを乗せる輝きあるドラミングだという印象が強い。
 そして重要中の重要、バンドの核であるVoの全体的なバリエーションを独自な歌唱として紐づける存在感は、とにかく語感と韻を強すぎず滑らかに踏み込む手法にて、この東の終わりの土地に存在するバンドとしての独創性に拍車をかけていく。
 場面場面で上ずる箇所や情熱的に増強させる喉は歌詞と合わせ聴くことにより脳汁が出るような面白さがあり、タフ且つある意味詩人的に様々な観点の内容意味を含み進むその白昼夢感は、唾棄すべき権力側(人から与えられた権威を傘に似非国粋主義ごっこを楽しむブルジョワの屑共、一方的な意識統一の夢想に酔った屑共、罪悪感の放棄と矜持を履き違える屑共、金の亡者)白痴共に対する批判性さえも含まれるように読める。かと思えばポジティブな心象の表現などが入り混じるなど、リリックがとぐろを巻くような面白さは非常に今作の肝となっている。その文字列詰まり追う事で認識できる喜びが用意されている感触は、地続きな歌謡感的塩梅の手段に則りながらも「明らかに違う何か」として響かせる日本のオルタナティブバンドとしての一つの形となり披露される。(くどいが歌詞読みながら聴くことを推奨)


 このバンドが今までに愛して愛して愛し抜いた当時の音楽達は、その産まれた経緯を踏襲され、「情報量の多すぎる追求作」と「独自の自由度」が入り混じる怒涛の新作を制作する上でのヒントとなった。時代の波や流行の変化とは別軸に行き、信じる音楽を演り続けるライブバンドの底意地は温故知新の枠よりも一段階上のメロディックなパンクロックを形作る。パンク天国への階段がいくつかあるとするならば、今作はその内の数段にあたる音源だと思える筈だ。
先ずは最大限の敬意を払うと共に、多くのファンの耳に早く届けたいと願うばかりである。



2019/4/20. DEBAUCH MOOD/S.A.P.T. presents【Soloist Anti Pop Totalization『S.A.P.T.(LP+CD)』】release live





2019/4/20(sat) 

DEBAUCH MOOD/S.A.P.T. presents
Soloist Anti Pop Totalization
『S.A.P.T.(LP+CD)』
release live

act
▼Soloist Anti Pop Totalization
▼My Society Pissed
▼NOISECONCRETE×3CHI5(名古屋)
▼PK///
▼WOTZIT
DJ:bisco

at中野MOONSTEP
OPEN17:30/START18:00
door only:2000yen+1D

若干の間が空きましたが、S.A.P.T.(LP)レコ発第一弾が行われます。
共演バンドは、

・活動開始時は3人編成であったがex-Pinprick Punishment×2、LIPUPS、ex-OMIT VOMITのメンバー計4名新たな布陣にて活動を再開。持ち前の狙い定まったWeirdさが歪んだポジティブ性と合わさり深まるHardcore Punk Band、My Society Pissed


・「顔がない」のメンバー2名にて繰り広げられるは、ベルギー近辺経由かとも思わせるEBM度(勝手にそう感じました)と狂気的に切り込まれる金属∞機械的ビートが緊張感と戦慄の場を予見させる東京Industrialユニット PK///


・昨今のライブではより密度と衝撃度が剥き出しに感じさせる職人性がより溢れ、新曲に観られるある種アバンギャルドな方向性は当然ながらPUNKに引力された結果としてバンドの手中で炸裂する。「POST PUNK/NEW WAVEを吸収した」的例えすら一気に無に帰す程のPUNK GROUP、WOTZIT

・直近にて新音源(スタジオセッション集)をリリース。安定の引きずり込まれるような空気が充満する異界感&殺傷ノイジー&甘美なライブを魅せるNOISECONCRETE×3CHI5(名古屋)※当該レコ発音源LPのジャケットはメンバーのOno Junji氏が担当。

・合わせてDJは、最近のリリースも絶好調(THE GEROS、NICFIT / M.A.Z.E. Split、MULE TEAM etc.)Label 『Episode Sounds社長bisco

・そして我らがSoloist Anti Pop Totalization祝LPリリースという事で、計5バンドにてお送りします。是非ともお越し頂ければ幸いです。

Soloist Anti Pop Totalization『S.A.P.T.(LP+CD)』

Soloist Anti Pop Totalization
『S.A.P.T.(LP+CD)』




Side A
1.Synthetic introduction
2.Insubstantial
3.Unknown Ⅰ
4.In the body
5.Unknown Ⅱ
Side B
1.Depression(Part2)
2.Unknown Ⅲ
3.Other
4.Decade
5.Unknown Ⅳ

型番: DEBAUCH-019
フォーマット: LP+CD
発売日: 2019年2月9日


<S.A.P.T.(LP+CD)お取扱い先一覧>
CHIC SALE(茨城)
record shop BASE(高円寺)
NAT records(新宿)
BUSHBASH(小岩)
▼where is your room(富山)
FILE-UNDER RECORDS(名古屋)
punk shop VORTEX((四日市)
▼とぅえるぶ(京都)
PUNK AND DESTROY(大阪)
珍庫唱片//NGOO(四日市)
DISK SHOP MISERY(広島)
▼DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
DISK UNION
→新宿パンクマーケット
渋谷パンク/ヘヴィメタル館
新宿 インディ・オルタナティブロック館
お茶の水駅前店
横浜西口店
千葉店
中野店
立川店
WEB通販
HMV record shop 
新宿ALTA店
コピス吉祥寺
渋谷


DEBAUCH MOOD19作目のリリースはSoloist Anti Pop Totalization『S.A.P.T.(LP +CD)』

2016年頃より活動を開始。東京にて特有のMinimal Synth/Synth Punk観点からIndustrialを噛み砕いたNWプロジェクトを進行しているSoloist Anti Pop Totalization(以下、S.A.P.T.)ことHATA氏。約10年間The Warmのメンバーとして活動を続けていた氏は、解散後「過去を清算し全てを一から始める」といった方向にて手法を煮詰めてきた。
そこには現在までのリリースとして、Soloist Apartment名義にて『1st Demo(CDR)』※後にイタリアより(12")化、Second Apartmentとしての『Pulse Wave(7")』や、プロジェクトWAR/ZIT『Life is cheap(7")』(w/WOTZIT)への参加。そしてその後のソロ活動名義変更S.A.P.T.でのTAPE『The masses,emotion,nostalgia (TAPE) 』や『Soloist + Nemoto Jun/Document Live at Soup (TAPE)』(w/根本潤)があり、並行して行われてきたライブ企画と合わせ、記憶に新しい人も多いのではないだろうか。

今作LPはS.A.P.T.にとっての最新音源であり、"完璧なカッティング"の上にて、憧れに憧れぬいた80年代の色めくNW名盤群の音質を求め完成された。※是非付属品CDとの比較をして頂きたい。
各楽曲はPulseな反復に覆われ繰り返されるSynth / Rhythm Box / Samplerを一人駆使する制作体系にて表現され、暗く蠢くような音像が浸食・または畳み掛けるハンマービートにて進行、そしてNoiseの間を蝕んでいく虚無感溢れるサウンドコラージュまでと、独特のグルーヴすらも獲得しながら音源の全編は形作られる。前身活動からの種であった偉大なる音楽からの影響=Liaisons Dangereuses、The Normal、初期The Human League等の解釈を強い人力感にてFuturiskが00年代にアップデートされたかのSynth Punk押し進めは当然The Warm期からの継続が成されており、そこから本人曰く意識したというPublic Image Limited.「Metal Box 」の空気を電子音化した渦に近い曲を覆う『幅』と、Cabaret Voltaire 「The Voice Of America」かのような『効果』、そしてDAF、Xao Seffcheque
Und Der Rest「Ja - Nein - Vielleicht」等のSynth音構築がスライスされていくような独自の衝動異端現行NWとしても魅力は溶け込み描かれる。そして何よりも外せないであろうThomas Leer/Robert Rental/Daniel Millerが当時コラボレイトにて滲ませた『どこか近所のお兄さん的な』キャッチーさとすぐ隣にある狂気すらも漂い、脳髄垂れまくりな現代的ワンマンSynth Wave/Industrial音源は重心鈍く光る日本のアンダーグラウンド自主制作盤的魅力として溢れていく。

自身のアジトに篭り生み出さた最新作。それは現代的ツールを用いた過去に対する挑戦を含む独自の“和製”シンセウエイブプロジェクトとしても楽しめる事だろう。そんな今後の活動の方向性へも大いに踏み込んだ独特の『奇形』的初Album(LP)を是非ともご一聴を。

※今作のartworkは名古屋で活動するNOISECONCRETE×3CHI5のOno Junji氏が担当。完全なるイカれたコラージュデザインにて応戦。


THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES 『PARALLAX VIEW(10"+CD)』

THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES
『PARALLAX VIEW(10"+CD)』

THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES  -PARALLAX VIEW(10"+CD)


<収録>
A side
1. One More Minute
2. My Mind's Eye
3. Last Night On Earth
B side
1. Out Of Reach
2. Ghost Town

型番: DEBAUCH-018
価格: 1728円(税込)
フォーマット: 10"
発売日: 2018年4月15日

<お取扱い先一覧>
teenrama!(札幌)
UNK(青森)
record KNOX(水戸)
3rd & Homie(足利)
record shop BASE(高円寺)
NAT records(新宿)
DISK UNION(各店)
G.R.G DISTRO(東京)
where is your room(富山)
record shop ANSWER(名古屋)
FILE-UNDER RECORDS(名古屋)
record shop ZOO(名古屋)
CLOSET DISTRO(名古屋)
punk shop VORTEX((四日市)
WITH ONE ACCORD(京都)
JET SET(京都)
PUNK AND DESTROY(大阪)
YELLOW KNIFE(大阪)
SP RECORDS(島根)※近日入荷
VOX POPULI(津山)
津山K2聖稀くんディストロ:(津山)
DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
WATERSLIDE records(web)
SOULMINE Mega Mart(NET SHOP)
HMV(各店舗にお問い合わせ下さい)
TOWER RECORD(各店舗にお問い合わせ下さい)


THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES。札幌にて活動、現在までにCD×3、TAPE×2、7"×4、flexi×1、LP×1とリリースを重ねてきた4人組。今作は基本フォーマット制覇となる全最新曲5songs 10" として、バンドの充実が2018年の今に明快に切り取られたかのVinyl盤としてリリースを迎える。

今収録曲は、様々な世代の心が再サルベージされていくかの、稀代のメロデイセンスが引用と共に強調された「全名曲として巧妙な光りを放つ。
その成長過程に現われる瑞々しき楽曲群は、「若さ」に頼る事など一切必要がないかのように「確立」され、メンバーが影響と憧れを公言し続けてきたTHE SOUND、POSITIVE NOISE、CANDY、BLUE ANGELなどへのリスペクトと共に存在する。そしてその個々の要素はドリップされたかの如く一滴一滴随所の解釈にて血肉となり、グラマラスな手法形態R&Rのアイディアとして果てし無くキャッチーに疾走されていく。そこには、「ダイナミックなトータルワーク」として繋ごうと「しがみつく」尊い姿勢が大きな振り幅として作られ、表層だけではない・尊敬するソングライターへの敬意の上での「自らが行う為の糧とする」前提の上に重んじられ、まさに広義の意味での現代的構築型POWER POPとして凝縮・且つPOWER POPの前後事象を大きく現代的インディペンデントな質感によってフックアップされていくかのオリジナリティを持ち輝いていく。

今作が作られた過程は、本当に一言では語りつくせないだろう。ただ、持ち前のバンドの魅力が満遍なく散りばめられた当音盤を聴いて頂ければ、彼(彼女)達の現在を感じ取ってもらえる筈だ。
過去作と比較してもより抜けに富んだ演奏&レコーディングによって細やかなフックが豪華贅沢に随所に溢れ、60年代のグループフィーリングポップネス的に編み込まれた楽曲が80年代的な曲解によって上ずっていくvoスタイルを強く引き立てる。その随所に「再サルベージされる多世代の感情」はノスタルジーを脱却させられるかの如く混乱めいた喜びに悶えさせられ、美しき魔力溢れる楽曲のパワーはPOP SONGとしてより彩られていく。どう転んでも良い曲は良い曲であり続けるのだから、一生死ぬ事はないのだという事が、今作が音源として残る事によって事実となっていくのだ。

寒冷地の展望はDAVID BOWIEかSTRAWBERRY SWITCHBLADEか、もしくはTHE FREEZE(エジンバラ)を感じ取る事へ繋がるのか?レコードと凍えるような寒さ。毎朝の凍りついたフロントガラス。広い北海道の土地を潰していくかの壮絶雪かき業務、有り余るVHSの山は娯楽としての映画(SF多め)が記録されている。そしてライブハウスと沢山の気を許せる理解者達。
「現行のバンド」を追う事に対する大きな魅力として、全ての聴き手に夢を与えてくれるかの全渾身名曲収録作。多くの音楽への情景を演じ、しかもメンバー個々のエモーショナルなキャラクター性が相乗加味され振り落とされる今作10"を「聴ける」事が本当に喜ばしい事である為に、バンドの今はレコードとしてアーカイブされ、リリースする人間もその為に存在する。

※今作アートワークはAZNのTakashi氏が担当。音楽と同様に、情景と憧れとオマージュと引用が溢れつつ、「今やる事」にて相乗する素晴らしき、当時のムーブメントへの呪縛溢れるデザイン作品となっている。

THE BECAUSE『Get Out Through The Back Door(LP+DL CODE)』

THE BECAUSE
『Get Out Through The Back Door(LP+DL CODE)』

(3/9店頭販売開始/お問い合わせは各店舗まで)

<お取扱い先一覧>※3/9時点
teenrama!(札幌)
UNK(青森)
record shop BASE(高円寺)
NAT records(新宿)
TOO SMELL RECORDS(吉祥寺)
DISK UNION(各店)
where is your room(富山)
record shop ANSWER(名古屋)
FILE-UNDER RECORDS(名古屋)※3/20以降予定
珍庫唱片//NGOO(四日市)
punk shop VORTEX((四日市)
DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
VEGRECA(愛媛)


<収録>
A side
1. Chaining Me There
2. Get The Diamond Grave Stone
3. Selected Candies On Teatime
4. Closed Dance Hall
5. Luck At Last Night
B side
1. The Great Innocence
2. Favorites Go Away
3. Let Everything Be
4. You've Really Got A Hold On Me

型番: DEBAUCH-016
価格: 2160円(税込)
フォーマット: LP
発売日: 2018年3月9日



三重にて2004結成、現BALLADMENの母体として2010年頃まで活動~人気を博したTHE BECAUSE。2008年に自主製作盤CDとして発売され、当時海外からLP化が予定されていたものの実現には至らなかった爆発的名作が、2018年3月、リマスタリング仕様にてレコードリリースを迎える。

THE BECAUSEの音楽性は、まさにBALLADMENの前身である事の通り、メンバーが今後歩んでいく遍歴の一つの入口として強く形作られていた。
  10年前だからこその尖った曲展開がスリリングに響きながらも、現在の活動でも描かれるスウィートネスなR&Rメロディラインはこの時期から共通してボーカリストのセンスとして存在し、PUB ROCKの多くから後期のTONIE JOYまでもの影響を尖らせつつも、それだけではない音楽的すぎる間が心地よさを孕むギタープレイを軸とし流れる。激しさをコントロールしつつ爆裂すぎるエグいDr、バランスを保つBa、との3点図式にて斬新なR&Rが存在、『疾走感を寸前の所で切り・溜め、その後に爆発させる』かのPOST HARDCORE通過型「非R&R性」との中間にて「強烈な」独自のキレは剥き出され、淡い絶望感を滲ませるリリックと共に、一貫されたコク深いPUNK MUSICとして響いていく。
THE JAM、TELEVISIONの解釈と無意識性。JAWBREAKERなどの90's bandの核のみを解体していこうという試み(当然その他多くの音楽を飲み込みながら)、そして当時の録音環境が合わさり「問題作」としての魔力すらも持ちながら、音盤は淡々と回転がなされていく。そしてラストナンバー、THE MIRACLESのカバー“YOU REALLY GOT A HOLD ON ME”にて〆られていく今作に、現在の、BALLADMENへの経緯が深く感じ取れる。何よりも、個々の音を鳴らす事に関しての精度と貪欲さが当時から常に変わらずにある事が、現在までバンドの根幹が何も変わっていないことを現している。

※スリーブデザインはBALLADMEN(LP)に続き伊達 努氏が担当。当時の歌詞を現在の視点から通したアートワークは細部まで必見。インサートもデザイン一新にて歌詞・対訳記載。

<思い出>
10年前、CDがリリースされた当時といえば、「old~の要素を取り入れた…」といった単純な図式にて猫も杓子もが語られてしまう空気が一部で蔓延をしていた (在る、と取り入れる、では意味が全く違う)。その中でTHE BECAUSEは、いくつもの音楽の根が交わる事実にリアルが在ると信じ、ルーツが内包するオリジナリティの魅力へと近づく為の「ストイックな姿勢」を主軸として活動を続けてきたと個人的に強く印象を持っている。
「何かの要素を取り入れただけ」的なモノなどを蹴散らすかのごとき一貫したセンス。淡々と孤軍奮闘する様。そこには音楽を点で見ずに一連の大きな流れとして意識をする面白さが在り、且つ、「古きものを手法として解釈するのか?それとも全てを同列に感じ取るのか?」といった挑発にも近いQuestionを全てに振りかざし、「雰囲気のみで過去に手を出す」といった形骸化に対して引導を渡すかの如き厳しさ纏う楽曲が、結果として後の世代へ新しい感覚と影響を間接的にでも及ぼしてきたのではないだろうか。と、今になってより強く勝手な解釈が進む。
スタンダードな価値観の多くに別れを告げ(流行バンドへの優越感や、ハードコアパンク、ポリティカルな主張性への劣等感によって形成されていた全てに別れを告げ)、深化していった楽曲のみを武器に、停滞した思考を一つのカルチャーなどとして無理矢理落とし込む錯覚誤認識なども無く、未来を思考する。そんな「音楽の為に」生き続ける最高な、THE BECAUSE~そして現在に至るBALLADMENのメンバーに最大級の賛辞を払いたく、このリリースは実現された。

2017/10/14. DEBAUCH MOOD/BALLADMEN presents BALLADMEN『Dear Old-Fashioned Rhythm(LP)』release party



2017/10/14(土)

 BALLADMEN

『Dear Old-Fashioned Rhythm(LP)』release party


▼BALLADMEN
▼ANTONIO THREE
▼CONTRAST ATTITUDE
▼BLACK AND WHITE

at新宿JAM
OPEN18:00/START18:30
Door Only:2,000yen+1D

BLACK AND WHITE『STANDARDS RULE/BORING JOB(7")』

BLACK AND WHITE『STANDARDS RULE/BORING JOB(7")』


BLACK AND WHITE『STANDARDS RULE/BORING JOB(7")』

1 side
STANDARDS RULE
2 side
 BORING JOB

型番: DEB0017
価格: 1080円(税込)
フォーマット: 7"
発売日: 2017年10月28日

レーベル在庫は完売しました。
<お取扱い先一覧>
teenrama!(札幌)
UNK(青森)
KILLERS(下北沢)
record shop BASE(高円寺)
RECORD BOY(高円寺)
NAT records(新宿)
DISK UNION(各店)
where is your room(富山)
record shop ANSWER(名古屋)
FILE-UNDER RECORDS(名古屋)
珍庫唱片//NGOO(四日市)
punk shop VORTEX((四日市)
DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
WATERSLIDE records(web)
その他海外

PUNK ROCK BAND『BLACK AND WHITE』。様々な世相の激動前夜であった2010年に活動を開始。「70's BRITISH PUNK ROCK」への徹底追求型姿勢と、当時の"怨念"すらも薬物投与されたかのごとく1977年を大きな衝動の指標として掲げたその活動は、『溢れ出る嫌悪』と『音楽への信仰』を跨ぐ素晴らしき矛盾の演出昇華によって現在までに多くの目に触れ支持者を獲得し現在に至った。
過去制作されたEPISODE SOUNDS、HARDCORE SURVIVES、POGO77RECORDSよりリリースの3枚の単独(7")、自主制作TAPE、MANGROVE LABEL、DrriillよりリリースのV.A.2作参加、そしてw/THE SAVAGESとの共同自主split作(7")と、これまでのバンドの人気を裏付ける証明として各音源は強烈な象徴を帯びインパクトを残してきた。そして来たる2017年10月28日、バンドにとって次段階となる4作目最新単独(7")がDEBAUCH MOODよりリリースされる。

  メンバーのセルフレコーディングにより制作された今音源は、玄人然とした解釈と原始的な方法論の両面が独自のバランスを形成する2曲を収録。メンバーが語るBUZZCOCKS直系といった感覚の一旦と、GENERATION Xの希望が自らのプロダクションを通したかのごとく具体化され、細部にまで入り込む深い解釈は堂々たる総意として現代を40年前と共振させていく。Vo.MICK SICKの鋭い作曲センスは過去作からの経緯をバンドとして図りながら、MODELS、THE CORTINASからの血統は当然根に強く持ち、BRISTOLからの呼び声と共に見せ場が顕著に放出されるGtへと続く。それはベーシック且つイリーガルな鉄砲玉のごとき焼夷JOHNNY MOPED的節々を合わせ体現され、後に加入したGtの手による粒さな小技との絡みと共に緻密な今後の暗示を浮かび上がらせていく。絶対的支配の前提として在るPUNK ROCKは問答無用な覚悟の上に強烈な愛情を裏打ちし、楽曲全体を覆う「I Don't Like You」と聴き手が槍玉に挙げられているかの錯覚すら覚えさせる空気も併せ、それらはタフな価値観として個々人の体幹に深く盤の音像が刻み込まれていくのだ。

頭から指の先端にまで全神経を集中させたかの傾倒~徹底執着し続けたバンドの「結果」が強固な活動体制を誇示し続ける上での今作。細かなアートワークや背景、情報量を含め、過去リリースと同じく様々なヒントが至る所に隠され、一つ一つの偏愛の度合いが手に取る事で伝わるであろう内容を、はっきり言って泣けるほどに思えてしまうのは『関わるから』では決して無い。このバンドが行う、このバンドである所以を含め形成する全てが最高なモノであるからこその『勝利』として、結果が何よりも感情を鼓舞させるのだ。時代や距離を超越する程の魅力は、今までに聴いてきたレコードの一つ一つに在り、それは今作にも同じ感覚を覚えてもらえるのではないだろうか。
瞬間瞬間に様々な解釈を持たれる事はあれど、BLACK AND WHITEはある時代・ある一点から一歩も動かない。拘りを拘りぬき、自らの愛するものを徹底的に愛し抜いたその最果て。引き続き活動をその目で追い続け、『聴く』事はこれから数十年後にまで意味を持つ過去となる事だろう。