2016/7/24. DEBAUCH MOOD presents -RAT RACE vol.10-


2016/7/24(日)

DEBAUCH MOOD presents-RAT RACE vol.10-


▼MULE TEAM
▼OMIT VOMIT
▼HATEMAN
▼VOTZCO 
▼FLOWER ZOMBIES


at西荻窪Pit Bar
OPEN18:00/START18:30
door only1800yen

2016/5/22. DEBAUCH MOOD presents -RAT RACE vol.9-



2016/5/22(日)
DEBAUCH MOOD presents
-RAT RACE vol.9-

▼BLACK AND WHITE
▼WOTZIT
▼NO
▼THREE MINUTE MOVIE 


at西荻窪FLAT
OPEN18:00/START18:30
door only1500yen+1D

LIPUPS『S/T(7”+DL CODE)』

DEBAUCH-011LIPUPS『S/T(7+DL CODE)』


DEBAUCH MOOD、11作目のリリースはLIPUPS単独(7")。  malegoatのメンバーとして活動するTanabe Masaru(gt/vo)を中心に2014年結成。drはHasegawa Kazuya(元EXTRA CONSOLIDATE)、baは紅一点にして今回が初のバンド経験だというSasaki Yasukoの3人編成。


以下取扱先
(2/26店頭発売・お問い合わせは各店舗まで)
UNK(青森)
record KNOX(水戸)
record shop BASE(高円寺)
NAT records(新宿)
DISK UNION(各店)
SONE RECORDS(静岡)
where is your room(富山)
DIGDIG(岡山)
DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
VEGRECA(愛媛)
SP records(NET SHOP)
SOULMINE Mega Mart(NET SHOP)
DREAM ON RECORDS(NET SHOP)

DEBAUCH MOOD、11作目のリリースはLIPUPS単独(7")。

malegoatのメンバーとして活動するTanabe Masaru(gt/vo)を中心に2014年結成。drはHasegawa Kazuya(元EXTRA CONSOLIDATE)、baは紅一点にして今回が初のバンド経験だというSasaki Yasukoの3人編成。
  突如として出現したライブにて一気に関心を引き付けスタートを切った彼ら。自身が公言・又は語られるSKULL KONTROL~RED EYED LEGENDS ~COFFIN PRICKSやCOACHWIPSといったバンドからの影響・『ブラッシュアップされたモダンなスタイル』への強い憧れなどが非常に天然的にアプローチされた音源(現在までに自主にて『3SONGs(cass)』、black holeより『split w/THEDEATH(flexi/cass)』とリリース)~ライブにて様々な好評を得る。
  
今回リリースされる (7”)は、彼らが模索し続ける過程において次段階として新鮮に響く3曲を収録。上記公言バンドの鋭角要素を強くピックアップし、そこからALTERNATIVE TVやFRANTIC ELEVATORS(後のSIMPLEY REDメンバー在)の『Voice In The Dark(7”)』、JOHNNY AND THE SELF ABUSERS(SIMPLE MINDSの前身)等の禍々とした当時特有のシンプルかつ奇妙さがクールな未来へ遍く病的イメージをあくまで『現代的』に披露。そんな謎を深めるかの想像を掻き立てる曲群と単純な『かっこよさ!』が連鎖する調和ナンバーの3連続に、はたまた一瞬北欧のPUNKとの共通項なども感じさせる (USCHやMASSHYSTERIのような感覚が一番しっくりイメージとして湧くだろうか?)個性存在感などなど、、、、非常に独特かつ魅力に溢れた音源となっている。

中心メンバーの経験値からくる巧妙な狙いもとんだ要素とフレッシュ感のアンバランスさ、キャラクターの良さ、そして公言する趣向の中には辺境サイケやPOST PUNKがわらわら出てくるなど、総じて個性的すぎるその組み合わせから滲み出る音楽はこれからどのように進んでいくのか想像不可。その一筋縄ではいかないスタイルは今後多くの解釈を持たれ、状況を掻き回していく『異質な』存在として活躍していくのではないだろうか。
そんなバンドにとっての初単独レコードリリース。お楽しみを。

FLOWER ZOMBIES『IN THE RAIN/DON'T GET SOBER(7"+DLCODE)』

DEBAUCH-010FLOWER ZOMBIES『IN THE RAIN/DON'T GET SOBER(7"+DLCODE)』


DEBAUCH MOOD、10作目のリリースは東京にて活動するFLOWER ZOMBIES単独(7")。 元the scribbler、DOG HOTELのkyohey(リーダー)の招集により、元BALLADMEN、LITTERS、BROWN TROUTのメンバーが集まり2014年に結成(4人組)。




以下取扱先
(2/26店頭発売・お問い合わせは各店舗まで)
UNK(青森)
record KNOX(水戸)
record shop BASE(高円寺)
NAT records(新宿)
DISK UNION(各店)
SONE RECORDS(静岡)
where is your room(富山)
DIGDIG(岡山)
DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
VEGRECA(愛媛)
SP records(NET SHOP)
SOULMINE Mega Mart(NET SHOP)
DREAM ON RECORDS(NET SHOP)

DEBAUCH MOOD、10作目のリリースは東京にて活動するFLOWER ZOMBIES単独(7")。
元the scribbler、DOG HOTELのkyohey(リーダー)の招集により、元BALLADMEN、LITTERS、BROWN TROUTのメンバーが集まり2014年に結成(4人組)。
 
その剥き出し且つ切なすぎる楽曲により着実に認知を拡げつつあるこのバンド。後期DOG HOTELにて傾倒した数曲(彼サイドの曲)を押し進めたダーティーかつ場末感満載の淡いロックンロール・その他のバランスを武器として様々な場にて好評を得ている彼ら。前歴や地域色や形骸で語る事が決して出来ないその素晴らしき曲群に、一部の趣好者は多くの希望を現在進行で感じ続けているのは紛れもない事実である。同年末に盟友THEDEATHとのsplit tapeリリースをきっかけにより大きく活動の幅を拡げ、初期の手探り感が否めなかったイメージをぶち壊し、より鼓舞していくような活動は現在も非常に魅力に溢れている。
 
と、そんな約2年間を区切りとして、今作は結成後初単独シングルとなる清き勝負の盤として2曲を収録。心に強烈にあるロックンロールへの激情と様々な嫌悪を這わせた切なき唄=PUNK MUSICとして捉え、LOVIN' SPOONFULL『Do You Believe In Magic』のような涙腺直撃の一手、そこにTHE BYRDS、STEALERS WHEELとCHARLIE HARPER(U.K. SUBS)をクラッシュさせたかの"美しい"楽曲/Voを軸にしたキラーナンバーが待ち受ける。
最早Andy Fairweather Low(AMEN CORNER頃?)が爆発する"瞬間"だけを無理やりDIRTYにピックアップしがむしゃらにぶっ刺し入れた(あくまで極端な例えですが)かのフロントマンの半壊さsoul。痛覚として残るように響く悲壮感。今作はそんなインパクトとラフな姿勢が心地よく胸を打つ素晴らしいシングル盤となっている。

熱量と切なき爆発力を才能として同居させながらも、破滅的なスタイルによって進んでいくフロントマンの気質。それらを形として残し相乗させる現メンバー同士のバランス関係は非常に感慨深く目に写る。今後の活動にもより一層の期待を。

※スリーブ/ラベルデザインは、様々な制作分野にて活躍するOFFICE VOIDSのYuma Suzuki氏が担当。


2016/2/27. DEBAUCH MOOD presents -RAT RACE vol.8- 【FLOWER ZOMBIES(7")/LIPUPS(7")】 release party



2016/2/27(土) 

DEBAUCH MOOD presents-RAT RACE vol.8-


FLOWER ZOMBIES(7")
LIPUPS(7")
release party

▼FLOWER ZOMBIES
▼LIPUPS
▼EXCUSE TO TRAVEL(京都・岡山)
▼OFFICE VOIDS
▼d/i/s/c/o/s
▼VOTZCO

at高円寺PENGUIN HOUSE
OPEN17:30/START18:00
adv 1800yen/door 2000yen+d

(CD再発)THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES 『FAVORITE SYNTHETIC(CD)』

DEBAUCH-009
THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES
『FAVORITE SYNTHETIC(CD再発)』



レーベル完売、各取り扱い先でもほぼ売り切れとなっていた、
THE SLEEPING AIDES&RAZORBLADES
『FAVORITE SYNTHETIC』、
CDにて再販致します。紙ジャケ仕様、縮小版インナー入り。
売価1080円(税込)
2015/12/30発売


以下取扱先(今後数店舗追加予定)
UNK(青森)
犹守さんdistro(青森)
ハシケンディストロ(仮)(仙台)
3rd & Homie(足利)
record shop BASE(高円寺)
NAT records(新宿)
DISK UNION(各店)
JET SET(東京・京都)
SONE RECORDS(静岡)
record shop ANSWER(名古屋)
record shop ZOO(名古屋)
HOLIDAY! RECORDS DISTRO(大阪)
DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
SP records(NET SHOP)

THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES 『FAVORITE SYNTHETIC(LP+CD)』

DEBAUCH-009THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES『FAVORITE SYNTHETIC(LP+CD)』


THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES。 札幌にて活動開始から約4年、齢22~23歳(プラス27歳)にして待望の2ndアルバム『FAVORITE SYNTHETIC(LP+CD)』がDEBAUCH MOODよりリリースされる。

以下取扱先
※レーベル在庫は完売しました。
今後は店頭在庫・バンド手持ち分よりお買い求めください。
(11/20岡山・11/21京都のライブ会場では若干枚数販売あります)


(9/30店頭発売/お問い合わせは各店舗まで)
(再入荷済)teenrama!(札幌)
UNK(青森)
犹守さんdistro(青森)
ハシケンディストロ(仮)(仙台)
(再入荷済)record KNOX(水戸)

(再入荷済)3rd & Homie(足利)

かけトロ(埼玉)(手売り販売のみ)

Senseless records(八王子)
(再入荷済)record shop BASE(高円寺)
(再入荷済)NAT records(新宿)
ミラータイム(三軒茶屋)
(再入荷済)DISK UNION(各店)
(再入荷済)JET SET(東京・京都)
SONE RECORDS(静岡)
where is your room(富山)
record shop ANSWER(名古屋)
(再入荷済)record shop ZOO(名古屋)
(再入荷済)record shop DIGDIG(岡山)
(再入荷済)SECOND ROYAL RECORDS(京都)
(再入荷済)PUNK AND DESTROY(大阪)
HOLIDAY! RECORDS DISTRO(大阪)(手売り販売のみ)
DISTRO CABBAGE CASE(徳島)
VEGRECA(愛媛)
(再入荷済)WaterSlide records(NET SHOP)
SP records(NET SHOP)
(再入荷済)DREAM ON RECORDS(NET SHOP)




THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES。
札幌にて活動開始から約4年、齢22~23歳(プラス27歳)にして待望の2ndアルバム『FAVORITE SYNTHETIC(LP+CD)』がDEBAUCH MOODよりリリースされる。

 今作は、現在までに1stアルバム『Space Travels In My Blood(CD)』(‘13)~『Dub Narcotic Fanclub(Cass)』(‘14) ~『Forget Me (7")』(‘14)~『VA-While We're Dead The First Year』(‘15)と着実にリリースを重ねてきた作品を自ら上書きしていくかの、バンドが今どこに到達・発展していくかを叩きつける11曲の大躍進作。そして『その才覚』と『好奇心からの純真さ』を併せ持った新世代の一つの指標となりえる集大成的音源となっている。

  11曲中、新曲7曲、現在廃盤中の音源から再録2曲、既発曲1曲、カバー1曲といったバランスで今作は形成。唐突に始まる70年代後半髣髴の煌めくバラッドナンバーにて幕を開け、そこから持ち前の程よく粘り切れ味をもった高純度POPナンバーの連発に増幅、ここまで畳み掛ける力の入れ具合にこの音源の『派手さ』を演出する強い意気込みが伝わる。大きな印象を残す2本のgtによりアルバムを通し編み出される現代的テクスチャ。そこに痛快な疾走感をぶち込んだその攻撃力・方法論には血がたぎる若者も多いのではないだろうか? 効果的なシンセ挿入曲やファズぶっ込み曲なども散りばめつつ、若いながらの心情を音像として表現する為の試行錯誤にも重点。非常に練られつつも天然な展開力に心を奪われながら、全てに於いて切なげに覆われた楽曲に胸打たれる。最後の締めは再び切なきバラッドナンバーにて音楽との恋を歌う。充足感と共に当LPは締めくくられていく。これらの言葉に嘘はない。

  今回も安定のVo/Gtシラハマによる引用センスだけでは決して収まらない影響を紡ぎ浮遊させるスタイルと、根底にある影響元への愛情と憧れを重ね続け増曲させていく痛快さ。そして紅一点ba秋栃とDrモリッシーの安定的に仕事をこなすかのリズム隊陣による淡々としつつ熱き支えにシラハマのセンスへの信頼と愛情を強く感じる。このバンドの武器である札幌の”Rick Nielsen”ことlead奥下Gtの相変わらずのキレによって、このバンドがギターバンドとして在る事が何倍にも意味付けられていくのだ。

STIV BATORSにて掲示された未来へのPOPなR&Rへの展望が35年後の若者の感性に合致し、現行カナダはモントリオールのSONIC AVENUES (このバンドにRUDIを見出しているのが重要)からの影響をベースに、EYELESS IN GAZA『Welcome now』~THE FIELD MICE『SensitiveやEmma's House』~THE SEA URCHINS~ANOTHER SUNNY DAY『Anorak City』等々な当時のキラーPOP SONG名曲達を、彼らが公言するSMITH WESTERNS~TEENAGE LOVERS等の今の手法のフィルターに通し増幅させたかの超健康現代児感。そしてGREEN RIVER~NED’S ATOMIC DUSTBIN~MEGA CITY FOUR~SENSELESS THINGSまでを通して解釈した上でのアプローチまで飛び出す。PRIMAL SCREAMのGlory Of LoveのR&Rカバー、THE HOLLYWOOD KILLERS『Butterfly』やPOSITIVE NOISE『Ghosts』など新たな試みの為の引き出し等々、、、活動を重ねるごとに根が太く長く伸びていく様はとても多くの期待に応えてくれると同時に、何度も聴き手を裏切りさえもするのだ。そして、上記の羅列はあくまで物事を整頓する為に用いたキーワードでしかない。彼・彼女達は自身でしかないのだから。

   北海道は札幌にて突如現れ、急速にその認知を拡げていったTHE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES。遠く各地より様々な好評が直接・間接的にあまりにも多く伝わって来るという”事実”は、この数年間にてこのバンドが新世代の中でも極めて特別な存在となった事を認めざるを得ない。それは過度に多方面から『期待視される状況』が生まれつつあるという事だ。しかしそういった状況を何だかんだ乗り切ってしまうような、『遊ぶ』という若き感覚を持続させながらの今作掲示高センスな楽曲群。その存在は"ギャップ"という単純な言葉で括るにはあまりにも脅威であり、先の継続していく未来は大きく明るく開けている。甘くみてはならない。
 そんな彼・彼女達の個性が色濃く沁みる最高傑作。是非とも皆様お楽しみを。

※ジャケット/ラベルデザインは前作『Forget Me (7")』同様、破竹の勢いで活動する職人BRIDGE SHIP HOUSEによる書下ろし。




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    彼・彼女等が過去に評されたバンド名の由来である(E.HEARTS→00年代頃のPOWER POP影響下US POP PUNK:インフルエンス・THE UNDERTONES、THE HEATS)当時の流行を想起させるものはありつつも、それらはあくまでこのバンドの経緯の一つと考えて頂ければと思います。そこから溢れかえった海外の後続バンドのオリジナリティの無さに辟易していた方々にとっても、今の『インディー』という言葉で軽々しく括られてしまう様々な現状に嫌悪を覚えている人にも、そしてもちろん多くの若き聴き手の方々にも、THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADESの今作はこの国で産まれた素晴らしき音楽の1つとしてリストに加えて頂けるものと自負しています。自分は事務方ですが。
   主観ですが、バンドの核である白浜がTHE CURE名曲『A LETTER TO ELISE』をフェイバリットに上げる事等に、そこを通したオールタイムの『スター性を得たいローカルバンドの儚さ』と『栄光を掴んだ反面、増進剤によって蝕まれた不安定な者が産み出す繊細さ・ユーモラスさ・甘美な独創性の再現』なんていうものの中間を、自然体であるべき今の若者として独自に解釈しているんだよな~と強く思っております。だから面白いんですよね。こんな音源のリリースに関われるとは人生分からないものですね。皆様是非とも針を落として頂けたなら幸いです。